コラム

  • 個人向け

個人で500万円を借りるには?融資の上限額や借入方法を解説

個人で500万円を借りるには?融資の上限額や借入方法を解説

不動産担保ローン

不動産担保ローンについてはこちら

低金利かつ柔軟なローンで、幅広い資金ニーズに対応。
即日回答・翌日融資も可能、関西・名古屋・関東・福岡エリアで個人事業主の方も安心サポートいたします。

個人でも500万円を借りることは可能ですが、誰でも簡単に実現できるわけではありません。法律による制限や金融機関の審査基準を正しく理解することが必要です。

本記事では、個人利用と事業資金調達の両面から、500万円を借りるための上限や方法を解説します。

個人が500万円を借りるには?

「個人が500万円を借りることは可能ですが、借入可能な上限は法律や金融機関の審査基準によって左右されます。さらに、自己資金の有無によっても借入条件は大きく変わるため、自分の状況に合った方法を理解しておく必要があります。

法律・審査で決まる上限額

消費者金融やカードローンなどのノンバンクからの借入では、貸金業法の総量規制によって「年収の3分の1」が上限額とされます。そのため、500万円を借りるには、少なくとも年収1,500万円以上が必要です。これはあくまでも法律上の上限額で、実際の審査では信用情報や返済負担率が考慮され、さらに高い年収を求められるケースもあります。

一方で、銀行や信用金庫、日本政策金融公庫からの借入は総量規制の対象外となります。ただし、こちらも実際の審査では年収や信用情報、勤続年数、事業収益などが重視され、年収の50%前後を上限とするケースが多いようです。

どの方法で借入をした場合でも、安定した収入や健全な信用履歴がある人ほど、500万円の借入に近づけます。

自己資金の融資額への影響

起業や事業拡大で融資を受ける際には、一般的に2~3割程度の自己資金を用意していることが望ましいとされます。自己資金が全くない場合でも融資を受けられる可能性はありますが、その場合は融資額が減額される傾向があります。

日本政策金融公庫などの公的融資では、自己資金がゼロでも相談できますが、実現性の高い事業計画や十分な返済能力の裏付けが求められます。民間金融機関の融資では自己資金がないと審査が厳しくなり、担保となる不動産を所有している・借主と同等以上の支払い能力を持つ保証人がいるといった強力な裏付けを提示できない限り、希望額を満額借りるのは難しいでしょう。

個人が500万円を借りる7つの方法

500万円を借りる手段はいくつか存在します。ここでは代表的な7つの方法を取り上げ、それぞれの特徴や注意点を解説します。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は、政府系の金融機関で、創業や事業拡大を支援する融資制度を備えています。総量規制の対象外であり、「新創業融資制度」など無担保・無保証人で利用できる仕組みも用意されています。金利は比較的低く、返済期間も長めに設定できるため、月々の負担を抑えて大口資金を調達しやすい点が特徴です。起業時や売上拡大を目指す個人事業主にとって、有力な選択肢の1つといえるでしょう。

民間の金融機関

日本政策金融公庫は、国が出資して運営している金融機関で、創業時や事業を広げたいときに利用できる融資制度があります。代表的なのは事業資金向けの融資や、多目的に利用できるフリーローンなどです。教育ローンや住宅ローンといった目的別の商品でも高額の融資が可能ですが、使途が限定される点には注意が必要です。

民間金融機関の融資は比較的低金利で長期返済に対応できる一方、安定収入や勤続年数、信用情報といった条件を満たさなければ高額融資は難しい傾向があります。

クレジットカードのキャッシング機能

クレジットカードに付帯するキャッシング機能を利用して現金を借りることもできますが、一般的な利用枠は数十万円から100万円程度にとどまり、500万円を調達する手段としてはあまり現実的ではありません。

審査なしで即日利用できる点は便利ですが、貸金業法の総量規制の対象であり、年収の3分の1を超えない範囲でのみ借入できます。さらに、金利も年15〜18%程度と高めに設定されているため、大口資金を長期で借りる方法としては不向きです。

カードローン

カードローンは、使い道が自由でまとまった金額を借りられるサービスです。銀行系は利用枠が大きく、金利も低めに設定されている一方、審査に時間がかかる傾向があります。対して、ノンバンク系は利用枠が比較的小さく金利は高めですが、審査が速く即日融資に対応しているところもあります。

共通の注意点として、返済方式の多くはリボ方式であるため元本が減りにくく、長期化すると利息負担が大きくなりやすい点があります。

フリーローン

銀行が提供するフリーローンは、使途を問わずに資金を借りられる金融商品で、数百万円規模の借入が可能です。金利はカードローンより低めに設定される場合が多く、500万円を長期で借りたい人にも適しています。事業用途だけでなく、教育費や医療費、冠婚葬祭といった大きな支出が必要な場面でも利用しやすいでしょう。

ただし、カードローンと異なり、フリーローンは契約時に一括で借入額が決まり、枠内で何度も借りることはできません。追加融資を希望する場合は再度審査が必要となるため、資金計画を立てて申し込むことが欠かせません。審査は厳しく、安定した収入や信用力が重視されます。

ビジネスローン

事業資金を目的としたビジネスローンは、銀行とノンバンクの両方が提供しています。銀行のビジネスローンは低金利で長期返済が可能ですが、決算書や事業計画の提出が必要となり、審査に時間がかかる傾向があります。そのため、既に堅実に黒字が続けられているケースに向いています。

一方、ノンバンク系は審査がスピーディーで、収益が安定していない事業者でも柔軟に対応してもらえる傾向がありますが、金利は高めに設定されています。そのため、急ぎで資金が必要な人や、直近の収益状況に不安があっても担保や将来性を示せるケースに向いています。

不動産担保ローン

500万円の融資を実現しやすい方法の1つが、不動産担保ローンです。自宅や事務所、土地などを担保にすることで、無担保ローンよりも高額かつ低金利で融資を受けられます。担保があるため、収入が不安定な人でも審査に通る可能性が広がります。

ただし、不動産という財産を所有していることが大前提です。返済が滞れば担保を失うリスクがあり、登記費用や契約関連の費用も発生します。また、住宅ローンの返済中でも組める可能性がありますが、その場合は第二順位の抵当権となるため、融資額が少なくなったり金利が高めに設定されたりするのが一般的です。

個人が500万円を借りるなら年収と信用度が必要

500万円を借りるには、総量規制の仕組みや金融機関ごとの審査基準を理解しておくことが重要です。特に貸金業者からは年収の3分の1までしか借りられないため、銀行からの融資や不動産担保ローン、公的機関の制度を選ぶほうが現実的な方法といえます。

いずれの方法を選ぶ場合でも、年収や信用情報は審査に大きく影響します。安定した収入や返済能力を示せるほど高額の融資は受けやすくなります。大口の借入を考える際には、無理のない返済計画を立て、自分の状況に合った借入方法を選ぶことが重要です。

不動産担保ローン

不動産担保ローンについてはこちら

低金利かつ柔軟なローンで、幅広い資金ニーズに対応。
即日回答・翌日融資も可能、関西・名古屋・関東・福岡エリアで個人事業主の方も安心サポートいたします。

不動産担保ローンをお考えの方はこちら

メールでのお問い合わせ

お問い合わせフォーム

お電話での
お問い合わせはこちら
メールでの
お問い合わせはこちら