返済原資
返済原資とは、融資を受けた債務者が、金融機関への元金や利息の支払いに充てるための具体的な資金源のことです。不動産担保ローンを含むすべての融資審査において、金融機関が確実な回収を図るために最も重視するポイントの一つとなります。
実務上、返済原資は大きく「第一返済原資」と「第二返済原資」の二つに区別されます。第一返済原資は、個人の場合は毎月の給与などの継続的収入、法人の場合は本業の事業活動から生み出される営業利益やキャッシュフローを指します。一方、第二返済原資は、第一返済原資からの支払いが滞った事態に備えるバックアップであり、不動産などの「担保物件の売却代金」がこれに当たります。
不動産担保ローンの専門会社は、銀行のように第一返済原資(現在の収益力)のみで厳格に判断するのではなく、対象不動産の価値(第二返済原資)を適正に見極めるノウハウを持ちます。そのため、赤字決算などの事情があっても柔軟に融資を検討できるのが特徴です。