委任状
委任状とは、法律行為や各種手続きを自分自身で行うことができない場合に、その権限を他者(代理人)に委任したことを証明する文書のことです。
不動産担保ローンの実務において、委任状は避けて通れない最重要書類の一つです。融資が実行される際、担保となる不動産に「抵当権」を設定する登記手続きが必要になりますが、お客様ご自身や金融機関の担当者が直接法務局へ赴くことは稀です。通常は、登記の専門家である司法書士に対して、抵当権設定登記の手続きを代行してもらうための委任状に、お客様の実印を押印していただきます。
また、ローンを無事に完済した際にも、設定されていた抵当権を消し去る「抵当権抹消登記」を行うために委任状が用いられます。このように、大切な財産に関する権利の設定・解除に関わる重要な手続きで使用されるため、手続きの内容によっては、実印の押印や印鑑証明書の添付が求められることがあります。